Home » ページ 2

【死生観・スピリチュアルケア・グリーフケア・わたしを生きる】

けれども
ほんとうのさいわいは
一体何だろう

(『銀河鉄道の夜』宮沢賢治より引用)

【令和6年11月のご挨拶】

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか? 庵主 彩晋です。

今年も、きっかりあと2か月となりましたね。
10月31日までは、「ハロウィーン♪」などと、可愛らしい雰囲気もありましたが、それが終わると、一気に「年末」という様子になってきます。

「おせち料理」の広告も目につき始めました。

もちろん「クリスマス」という(多くの日本人にとっては)イベントもありますが、本来はキリスト教徒の方々にとっての、「キリストを礼拝し、あがめるのためのもの」になります。

イブ(12月24日)には、家族そろって食卓について団らんのひと時を過ごし、そして教会のミサへ行く・・・
そのようなシーンをアメリカ映画でも見たことがあるのではないでしょうか?

日本では、「お正月」のような感覚でしょうか。
大晦日に家族がそろって、年越しそば。除夜の鐘を聞きながら(テレビであっても)、年が明けていく。
そして、元旦にはお雑煮とおせち料理をいただき、それから神社参拝。

だんだんと、そのような様子も変わりつつはありますが、続けていきたい風習ではあります。

しかし・・・

その前には、「年末の大掃除」というものもあります。

『掃除』です。『片付け』ではありません。
片付けの後に、掃除というものがあります。

 掃除とは・・・はいたりふいたりして、ごみやほこり、汚れなどを取り去ること。
国語辞典「掃除」の項目

ということは、片付けの時期は師走(12月)以前であるということになります。

ところが片付けを一気にやろうと思っても、物が多いと結局、引き出しや物入れから出したはいいが、その量と状態に途方にくれてしまい、片付かなかった・・・という結果になる可能性も大いにあります。

片付けは、毎日の歯磨きや洗顔と同じように、日常習慣にしてしまうほうがいいようです。例え不要な「物」ひとつだとしても、それを処分できた自分をほめる!
その繰り返し。
毎日のエクササイズを続けることよりもハードルが低そうです。

そしてまた、物が多い空間と少ない空間では、心に与える影響も違ってきます。

参考写真:物が多くととのっていない空間
参考写真:物が少なくととのっている空間
参考写真:シンプルで空間の余白が多い部屋

物があふれている部屋の写真を見たときと、ととのった部屋の写真を見たときでは、感情に何か違いはないでしょうか?

私は、物があふれている部屋の写真を見たら、「イラっと」してストレスを感じるのですが、あなたはどう感じますか?

実際、『部屋』の状態は、精神に影響を与えます。
「物」をひとつの情報だとすると、物であふれた部屋には乱雑に情報が交錯している状態ですので、情報量が多すぎて落ち着かずイライラするものです。(自覚がなかったとしても、気付かずに影響されている)
イライラを感じる家族がそこで生活していると、おだやかなコミュニケーションにはなりにくいものです。
それは、家族関係にも悪影響を及ぼします。

部屋の空間に余白があると、部屋の窓からの風通しがよくなります。
それは人間関係の風通しににもつながること。

年末に「掃除」ができるように、片付けの小さな一歩を今日から・・・




01.死生観

『死』とは、生きている私たちに必ず訪れるもの。でも、それが「いつ」「どこで」「どのように」なのかは分かりません。さらに、『死』は自分自身の事としては未知のものなので、多くの場合、不安や怖れを抱いてしまうことは否めないでしょう。

「人間は死んだら終わり」、そう思う人もいるでしょうし、「死後は今とは違うどこかへ行く」というイメージを持っている人もいるでしょう。後者の場合、『魂』という存在を受け入れているということでもあります。

または、他のイメージを持つ人もいるかもしれません。「死生観」は、人それぞれにあります。(国や地域、宗教的に、同じ死生観のこともあります)「人間は死んだら終わり」という考えやイメージも、死生観のひとつです。


02.グリーフ・悲嘆・深い悲しみ

人は、自分が大切に思っている・感じている「人」や「物」、「状態」、「立場」などを失ったとき、喪失による深い悲しみを感じるものですが、その揺れ動いたり、わき上がってくる感情や思いなどを、自分の中に抑え込んでしまうと、様々な反応や症状を表すことがあります。その状態を「グリーフ」「悲嘆(ひたん)」といいます。

とりわけ、『死別』に対して使われている言葉ですが、広い意味では、例えば、「離別」、「失恋」、「(事故などで)身体の一部の欠損」、「リストラ」、「災害で家を失う」、「暴力被害」など、さまざまな事柄に「グリーフ」は関係しています。


03.心身一如

心と身体は別々に機能しているのではなく、密接につながっています。何らかの病気や症状があれば、どうしてもそこだけに目がいってしまい、薬局の薬を飲んだり、塗ったり、または、病院へ行くでしょう。

ですが、それだけでは、なかなか改善しないこともあります。

なぜなら、表に出て(病気や症状)いることは「結果」であり、そうなるに至ったのは、『心』が大いに関係しているからです。


04.人間関係

人間関係というのは、学校でも、職場でも、ご近所付き合いでも、夫婦やパートナー関係でも、どこにおいても、切り離せるものではありません。どこでも、そつなく人付き合いできる人もいれば、いつも何かしらの人間関係の悩みを抱えている人もいます。

その根本は、良くも悪くも、育ってきた家族関係に起因しています。さらに言えば、人間関係の核となるものは、実は「自分自身との関係」なのです。

自分が「自分のことをどう捉えているか」、「どう扱っているか」が、そのまま自分と他の人との人間関係に表れているのです。



05.食

『医食同源(いしょくどうげん)』という言葉があります。「食べるものと、薬になるものの源は同じ」ということですが、具体的にはどういうことかと言うと・・・

季節や自分の体調に合わせた食材や調理法で食事を摂れば、体の調子を整えてくれます。

反対に、季節外れのものや、加工食品、スナック菓子、ジュース、スイーツ等ばかりを口にしていれば、体は不調になっていきます。

今は、コンビニやスーパーがどこにでもあり、食品は手軽に手に入ります。また、仕事で忙しいと、どうしても食事を手軽に済ませてしまいがちでもあるでしょう。

それを続けていると、体のだるさや、頭痛、肩こり、便秘・・・などの症状がいつも体にまとわりつきます。しかも、それらが食べ物によるものだとは、思わない人が多いものです。


06.私とは

私が「私」だと思っている(思い込んでいる)のは、本当に「私」なのでしょうか?・・・と、何だか、問答のようですが。

人は生まれてきて大人になるまでに、どうしても「思い込み」が入ります。もうこれは仕方がありません。なぜなら、親や大人の保護のもと成長していく期間は、私たちの世界はとても限定されていて、そこがすべてですから、影響は大です。(良くも悪くも)

その影響は多方面からやってきます。生活環境、父親と母親の関係、家の雰囲気、親からの言葉・・・

言葉がまだ分からない時であっても、雰囲気・波動・エネルギーは伝わってきます。
言葉がわかるようになると、相手(親、大人)の意図ではなく、自分の感じたことが思い込みとして自分の中にしみ込んでいきます。