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【死生観・スピリチュアルケア・グリーフケア・わたしを生きる】

けれども
ほんとうのさいわいは
一体何だろう

(『銀河鉄道の夜』宮沢賢治より引用)

【令和七年 弥生(3月)のご挨拶〜卒業~】

こんにちは。庵主 彩晋です。いかがお過ごしでしょうか?

3月は学校では終業式や卒業式があり、会社や企業では年度末決算の所も多いでしょう。

「締めくくり」、「終了」、「修了」、「卒業」の時期ですね。

そのような、時の流れと共に来る「終了」や「卒業」だけではなく、目にみえないモノやコトに意識を向けて、『何か』に卒業してみるのにもいい時期かもしれません。

自分自身(が思っている)常識や正しさ、信念、考え方、物の捉え方は、もしかすると、あなたを疲れさせている要因である可能性もあります。

あなたは今、心穏やかな日々をお過ごしでしょうか?

それとも、いつも忙しく、何かに苛立ち、物事がうまくいかなかったり、家庭内や学校、会社、所属している団体などでも、人間関係に悩みはないでしょうか?

多くの場合、周りの環境や人のせいにしたくなりがちですが、「それは本当」でしょうか?

もし、他者からのあなたへの接し方や扱いが、優しくなかったり、厳しかったり、気分を害するようなものだったとしたら・・・

一度、あなたの「自分自身」への目線、扱い方、接し方を見つめてみてください。

実は・・・

「他者からの扱い」=「自分自身への扱い」

であったりするのです。

例えば、他者からきつく言われたり、厳しくされたりする人は、(心の中で)自分にダメ出しをしたり、自己否定していたり、「まだまだ」と自分に負担を課している傾向があります。

「まだまだ」、「私なんて」と意識していないであろう自己卑下とともに、理想とする自分像と現状の自分をいつも比べ、他者とも比べ、いつも自分に鞭打っているようなものです。

自分自身の評価が低いのですから、他者からの(相手も無意識で感覚的)評価も低くなります。また、「自分が嫌い」と思っている人は、他者からも好かれません。

でも、自分自身への評価は、思い込みかもしれません。
(ただし、思い込みが強く、長くそうしていると、それは本当になってしまいます。)

その思い込みは、幼少期に「何か」を感じた時に入ってしまった可能性があります。小さな子どもは、感じたままが入っていきます。

思い込んだのなら、その思い込みをやめる(卒業、修了、終了)ことを選択してもいいのです。
長年、自分自身に浸透してきたことですから、「やめます!」といって瞬時に変化する魔法のようなものはありませんが、『気付く』『思いこみから離れる』ことを積み重ねていけば、いつの間にか、自分自身も楽になり、周りからの対応も変わってくるものです。

さて、この3月から、あなたは「何を」卒業、終了、修了していきますか?



01.死生観

『死』とは、生きている私たちに必ず訪れるもの。でも、それが「いつ」「どこで」「どのように」なのかは分かりません。さらに、『死』は自分自身の事としては未知のものなので、多くの場合、不安や怖れを抱いてしまうことは否めないでしょう。

「人間は死んだら終わり」、そう思う人もいるでしょうし、「死後は今とは違うどこかへ行く」というイメージを持っている人もいるでしょう。後者の場合、『魂』という存在を受け入れているということでもあります。

または、他のイメージを持つ人もいるかもしれません。「死生観」は、人それぞれにあります。(国や地域、宗教的に、同じ死生観のこともあります)「人間は死んだら終わり」という考えやイメージも、死生観のひとつです。


02.グリーフ・悲嘆・深い悲しみ

人は、自分が大切に思っている・感じている「人」や「物」、「状態」、「立場」などを失ったとき、喪失による深い悲しみを感じるものですが、その揺れ動いたり、わき上がってくる感情や思いなどを、自分の中に抑え込んでしまうと、様々な反応や症状を表すことがあります。その状態を「グリーフ」「悲嘆(ひたん)」といいます。

とりわけ、『死別』に対して使われている言葉ですが、広い意味では、例えば、「離別」、「失恋」、「(事故などで)身体の一部の欠損」、「リストラ」、「災害で家を失う」、「暴力被害」など、さまざまな事柄に「グリーフ」は関係しています。


03.心身一如

心と身体は別々に機能しているのではなく、密接につながっています。何らかの病気や症状があれば、どうしてもそこだけに目がいってしまい、薬局の薬を飲んだり、塗ったり、または、病院へ行くでしょう。

ですが、それだけでは、なかなか改善しないこともあります。

なぜなら、表に出て(病気や症状)いることは「結果」であり、そうなるに至ったのは、『心』が大いに関係しているからです。


04.人間関係

人間関係というのは、学校でも、職場でも、ご近所付き合いでも、夫婦やパートナー関係でも、どこにおいても、切り離せるものではありません。どこでも、そつなく人付き合いできる人もいれば、いつも何かしらの人間関係の悩みを抱えている人もいます。

その根本は、良くも悪くも、育ってきた家族関係に起因しています。さらに言えば、人間関係の核となるものは、実は「自分自身との関係」なのです。

自分が「自分のことをどう捉えているか」、「どう扱っているか」が、そのまま自分と他の人との人間関係に表れているのです。



05.食

『医食同源(いしょくどうげん)』という言葉があります。「食べるものと、薬になるものの源は同じ」ということですが、具体的にはどういうことかと言うと・・・

季節や自分の体調に合わせた食材や調理法で食事を摂れば、体の調子を整えてくれます。

反対に、季節外れのものや、加工食品、スナック菓子、ジュース、スイーツ等ばかりを口にしていれば、体は不調になっていきます。

今は、コンビニやスーパーがどこにでもあり、食品は手軽に手に入ります。また、仕事で忙しいと、どうしても食事を手軽に済ませてしまいがちでもあるでしょう。

それを続けていると、体のだるさや、頭痛、肩こり、便秘・・・などの症状がいつも体にまとわりつきます。しかも、それらが食べ物によるものだとは、思わない人が多いものです。


06.私とは

私が「私」だと思っている(思い込んでいる)のは、本当に「私」なのでしょうか?・・・と、何だか、問答のようですが。

人は生まれてきて大人になるまでに、どうしても「思い込み」が入ります。もうこれは仕方がありません。なぜなら、親や大人の保護のもと成長していく期間は、私たちの世界はとても限定されていて、そこがすべてですから、影響は大です。(良くも悪くも)

その影響は多方面からやってきます。生活環境、父親と母親の関係、家の雰囲気、親からの言葉・・・

言葉がまだ分からない時であっても、雰囲気・波動・エネルギーは伝わってきます。
言葉がわかるようになると、相手(親、大人)の意図ではなく、自分の感じたことが思い込みとして自分の中にしみ込んでいきます。