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令和七年 如月(2月)のご挨拶

【令和七年 如月(2月)のご挨拶】

今年(令和七年/2025年)の立春は、2月3日。
暦の上では春の始まりとされていますが、大雪だった地域もありました。

先月は、新年・元旦でした。
新年に、今年の目標や抱負的なものを決めた方も多いかと思いますが、2月初めは旧正月でもあり立春でもあるので、再度、気持ちを新たにできますね。

日本は四季もあり、また、学校や会社などの年度初めが4月ですので、気持ちの区切りや、切り替えのきっかけが年に何回もあるのは、ありがたいと感じます。

ただ、近年は「四季」も変化を見せています。マイルドな季節(春・秋)が短かったり、豪雨や警報級の大雪、台風、猛暑など、気候や天候が激しく厳しくなっている傾向です。

天候不順は、生活に様々な影響を及ぼします。

最も重要なものは、『食物』ではないでしょうか。天候不順による農作物の不作が続けば、価格の高騰となります。

すると、(高く売れるからと)畑や倉庫からの農作物の窃盗もあるでしょう。(今現在もあるくらいですから)

食料難につながれば、略奪や諍(いさか)い等、様々な負の連鎖が起こります。

真言宗でお唱えする『祈願文』という短いお経があります。この世の久しい幸せを祈願するもので、お唱えする人自身の幸せをも含まれます。

至心発願(ししんほつがん) 
天長地久(てんじょうちきゅう)
即身成仏(そくしんじょうぶつ)
密厳国土(みつごんこくど)
風雨順次(ふううじゅんじ)
五穀豊饒(ごこくぶにょう)
万邦協和(ばんぽうきょうわ)
諸人快楽(しょにんけらく)
及至法界(ないしほうかい)
平等利益(びょうどうりやく)

意訳すれば、『この世の永遠、生きているこのままの身で仏の境地にあり、この世が仏のような世界であり、自然の営みが順調で、作物が豊かに実り、世界も人々も平和で、すべてに平等に恵みを享受している・・・ということを願います』というような内容です。

特には、「風雨順次」「五穀豊饒」(自然の営みが順調で作物が豊かに実る)は、当たり前が、そうでなくなってきている今、まさに現実的な願いでもあります。
毎朝の勤行で、欠かさずお唱えしています。

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