実話を基にした映画。
「こども」に関わる大人には、特に観ることを勧めたいと思うのです。

「麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子供たちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし、新任教師のフアレスが赴任し、そのユニークで型破りな授業で、子供たちは探求する喜びを知り・・・(シネ・リーブル神戸の映画紹介文より一部引用)」

熱血教師の学級改革物語のような、そんな単純な内容ではない。
貧困、盗難、麻薬、銃、殺人・・・日本では考えられないような環境。将来に希望を持つより、あきらめるほうが容易い。
それでも、
「こども」というのは、本来、好奇心旺盛で豊かな発想があり、可能性に満ちあふれた存在であるはず。
その芽を摘み取ったり、切ったり、えぐったり、するのは大人。(特には、親や教師の影響大)
意図的でないことが多いとはいえ、無自覚に、こどもの心を傷つけたり、その世界を狭めてしまっている。
でもきっと、
元こどもである私たちも、大なり小なり傷付き、自分の世界を狭めてきているはず。
こどもたちに、元こどもの自分に、どんなまなざしで見つめ、どう声かけ、励まし、寄り添い、時に待ち、一緒に楽しみ、喜び、一緒に悲しみ、怒り、その声を聴けば、世界は広がっていくだろうか?

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