実家の隣の家に住むおじさんは、昔から働き者で、お話し好きで、愛想が良く、私が子供の頃からの顔見知りです。
92才になるそのおじさんの日課は、奥さんがデイサービスに行くのを見送り、花の水やりをし、自宅前の道にイスを出して日向ぼっこ。
そしてスーパーに買い物に行き、食事の準備。
夕方にはデイサービスから帰る奥さんのお出迎えでした。
日向ぼっこで外にいるおじさんと出会った時にはいつも、「お〜、頑張っとるな〜」と声をかけてくれていました。(仕事の服装をしている時も、普段着の時も、DIYの作業をしている時も)
そして、外で日向ぼっこをするには暑すぎる季節となり、私も忙しかったこともあって、おじさんのことを「見かけないなぁ。暑すぎるしね。」くらいにしか思ってませんでした。
つい先日、近所のおばさんが、実はおじさんが2か月前に亡くなっていたことを教えてくれました。
「え〜!」としか、最初は言いようがなかったほどでした。
最後に交わした言葉は何だったか、とか、最後に会ったのはあの日だった、とかの「最後」が明確でなかったのが残念でした。
おじさんの家の前を通る度に、「いないんだなぁ」と思う日々。そして、いつもいた人が「いない」というのが現実的ではないような感覚。
ところが、ひょんな所でおじさんの見慣れた姿に再会したのです。

それが、Google Earthだったのです。
何気なしに、実家の周辺をGoogle Earthで眺めていたら・・・
自宅前で、いつものイスに座っているおじさんの姿が写っていたのです。
もちろん、顔はボカしてありましたが、知ってる人には、それがおじさんだとすぐに分かります。
予期せぬ、嬉しい再会でした。
こういうことも、あるのですね。

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